蔵増の方言（五十音順）
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あいうえお かきくけこ さしすせそ たちつてと なにぬねの はひふへほ まみむめも やゆよ ＊液晶ディスプレイでは、濁点と半濁点が区別がつきにくいので、字を大きくしました。
「あ」あぇん〜あんばれ あぇん あれ。 あおむ‐ぐ 【仰向ぐ】（首をそらし、あるいは体を横たえて）上を向く。 あおむげ 【仰向げ】（顔や物が）上を向いた状態。 あがすけ 調子に乗る人。生意気な人。でしゃばりな人。目立ちたがりやな人。「―やろ」▽「思い上がりの 助」が語源であるという説がある。 あがすけたげ‐る 調子に乗る。目立ちたがる。 あがっしゃい 【上がっしゃい】お召し上がりください。 あがぴこ →あがぴっぴ。 あがぴっぴ 生まれて間もない赤ちゃんや動物。▽「あがぴこ」とも言う。 あがらっしゃい 【上がらっしゃい】お上がりください。 あがりくづ 【上がり口】土間から座敷などに上がったばかりの所。 あぐ 【灰・灰汁】�（�が燃えて残る粉。�⊃∧�が含む渋い液。�Ｆ�などの煮汁に浮かぶ白い泡。 あぐど かかと。 あごつ‐る 一歩一歩前へ進む。 あさげ 朝。 あさげんな 朝のもの。 あざ‐ぐ �＾�出しなどの入れ物の中を（無断で）探したりいじったりする。��探し物をして整理されたものを めちゃくちゃにする。＝漁る。 あずげだな （主にさげすんで）あんなの。あのような。 あだい あんなに。 あだこだ ああだこうだ。「―ゆてんな（言ってるんじゃない）」 あだごど あんなこと。▽「あだなごど」とも言う。 あだな あんな。 あだなごど →あだごど。 あだりほどり 【辺辺】�ー�囲。「―をたねる（探す）」�⊆茲蟯�いている物・人・環境。「―のことを考える」 あだんどご あんなところ。 あちゃこちゃ いいかげんなこと。「―してんな（してるんじゃない）」 あっか 母親。▽「おっか」「あや」と同義語。 あづが‐う 【扱う】（病人やケガ人を）介護する。 あっけ �．肇鵐棔��△△蠅泙靴拭８�つかった。「たねっだな（探し物が）―」 あっこ 赤ちゃんや子どもの足。＝あんよ あっちゃ あちらへ。「―んげ（行け）」 あっぱい �，發辰函��△發Π貪戞�▽催促するときに使う。「―ど」 あっぴ アヒル。 …あて �，覆鵑董��△覆鵑舛磴辰董�▽「〜と言うか」「〜と言ったりして」程度のつなぎ言葉。 あでが‐す 当てる。予想通りの結果を招く。「答えを―す。」▽力を込めて打ったりすることや、あてがうとき に使う「当てる」 あでくず 【当て籤】甘なっとうや飴などの子供向けのくじ。 あどずまい 【後仕舞い】（食事の）後片付け。 あどつぁま 仏様。 あどど お月様。 あどぶるまい 【後振る舞い】主催者が負担する二次会。▽披露宴の後の自宅での振る舞いなど。 あなぼこ →あなぽこ。 あなぽこ 【穴ぽこ】 小さ目の穴。▽「あなぼこ」とも言う。 あねこ 【姉こ】若い娘。 あねさ 【姉さ】�ー磴そ�性。�¬ずГ僚�性。��姉。＝姉様。⇔あんつぁ あのよ あのね。 あばっしゃえ 行きましょう。▽「あべ」の丁寧語。 あぶらこ �〕靴咾覆匹稜塾呂�劣っているさま。��半人前。▽「あぶらんこ」とも言う。 あぶらんこ →あぶらこ。 あべ �々圓海Α���帰ろう。▽「あべは」は、行くことや帰ることを強く促すときに 用いる。 あまける 暖かくなる様子。雪が解ける様子。 あまごい 【甘ごい】甘い。 あま‐す 【余す】ヘドを吐く。▽「はばげる」は、主に容量を超えて溢れるときに使う。 あますだれ 【雨簾】雨のしずく。＝雨だれ。 あまだらす （人が）雨でずぶ濡れになること。▽雨の中に放っておく意味の「あまざらし」とは違う。 あや 母親。 あやんばい あのように。「―すろ（しなさい）」 あらい �ゞ�い。��荒荒しい。⇔よわかす。 あらいがだ 【洗い方】洗い物。 あらます だいたい。おおよそ。「―終わた」 あわいに たまに。 あんつぁ �〃察��⊆磴っ棒�。�Ｂ�子。⇔あねさ。 あんにゃ →あんつぁ。▽「あんつぁ」よりさげすんだ言い方。 あんばれ （人を指して）乱暴なこと。 「い」いぐさきた〜いらんくせ いぐさきた 行く直前 いぐねぇ 良くない。良いんじゃない。 いぎすま いきなり。 いぎすかね いけ好かない。 いぎだ‐ぐ �〕憧錣墨�がつく。��湯気や蒸気でいっぱいになる。 いきぽい 生きが良い。 いぎらが‐す 話しに花を咲かせる。 いだぱんこ 板切れ。 いだますえ �＼砲靴ぁ�もったいない。�∋椎阿澄�▽「えだますえ」とも言う。 いっしぇんみせ 【一銭店】駄菓子屋 いっだい �〕澆靴ぁ���痛い。 いっちょまえ 一人前。 いづどぎ 一度に。まとめて。 いづのこめ いつの間に。 いねごま‐る 片方の足をかばったためにリンパ腺がはれること。 いびづ へそまがり。「―やろ」 いぶくさい 焦げ臭い。 いらんくせ 食べ物の苦味やエグミ 「う」うがい〜うんつころ うがい 多い。 うさ 第二人称の代名詞。相手をののしって、または非常に親しい間で使う。貴様。 うさなやろ 口ゲンカなどの時に相手をさして言う言葉。 うすばが 【薄馬鹿】利口でないことや役に立たないことなどの程度がはなはだしいこと。「―やろ」▽ごしゃ ぐ（怒る）時の常套句。 うそこぎ 【嘘こぎ】よく嘘をつく人。嘘つき。 うそこ‐ぐ 【嘘こぐ】嘘をつく。 うっしょまえ 【後前】後ろと前が逆になること。 うどえ もどかしい。 うな‐う すきやくわで田畑の土地をすき返す。 うば 牛乳などを温めたときに上面に張る薄皮。▽「んば」とも言う。 うまいさげ 縁談がまとまった時の祝宴。 うむれる 気温や湿度が高くてムシムシすること。 うるが‐す 水に浸す。 うわっぱり 上着。▽本来は、衣服を汚さないために、上に着るもの。 うんつころ 程度・分量がはなはだしい様。 「え」エえ〜えんばる エえ 良い。⇔われ エが �〕僉η喊縅�。堰。��側溝。 エがこ 幅の狭い堰。 エがばらい 堰上げ。 エぐねぇ � 文貳�を下げると）悪い。「具合がー」�◆文貳�を上げると）良いんじゃない。→いぐねぇ。 エん �＿函���家庭 エなが 家の中。 エのなが 親戚。親類。 エのまえ 自宅の前の家。 エやんばい いい加減。 エんばえ ごますり。へつらい。 えぎっぽい →いきぽい えさばや 魚屋 ( 主として乾物が多い ) 。 えずたがり 意地っ張りな人。 えずたげ‐る 意地を張る。 えずこ →えんつこ。 えだますえ →いだますえ。 えっぱぇ たくさん えやす 食い意地の張っている人。食べ物に対して欲望が強くがつがつすること。 えやすくさい 食い意地の張ることをたしなめ、あるいは忌み嫌っていう言葉。 えやすたがり →えやす。▽よりさげすんで言う時に使う。 えらすぐない �ゝい貌�らない。��可愛らしくない。 えんつこ 藁で編んだ赤ちゃんの入れ物。いづめこ。 えんばる 威張る。 「お」おがえまま〜おんつぁ おがえまま おかゆ。 おかない こわい。恐ろしい。＝おっかない。 おか - げる 追いかける。 おかづぐ 追いつく。 おが‐る �＾蕕帖�成長する。「子どもが―」��大きくなる。膨張する。 おぎ 薪などの燃えさし。 おぐ 【奥】 �｜罎愎爾�入ったと 。�△�くて。おそく成長すること⇔わせ おぐわえ 結婚式。 おごさま �〇宗��⇒椹宗� おさい 【お菜】 おかず。 おさ‐ぐ 【押さぐ】�＿，気┐襦���掴む。 おしぇづ �，茲醜圓良�や下着など。主に身に着けるもの。「―の服」�△箸辰討�きの。 おしぇ‐る 教える。 おそごれ せんべい。 おぞあれ 晴れたり曇ったりしている天気。 おだがもり 結婚式で食べる赤飯。 おだづ おかわり。（食事をさらに勧める言葉。） おだ‐る 【折だる】棒などに力を加えて曲げたり切り離したりする。「ボッキ（棒切れ）を―」▽（指を折って数 える時や意見を折るなどには使わない。） おっか �（貎董��∈福� おっけ 大きい。 おづげ 食事の際の汁物。おつゆ。 おつけっこら おしくらまんじゅう。 おつけ‐る 押しつける。 おっちゃ →おっつぁ。 おっつぁ お父さん。 おっぱ →おっぽ。 おっぽ しっぽ。尾。▽「おっぱ」とも言う。 おっぽろげ‐る ボケる。 おづ‐る 【降づる・落づる】�々澆蠅襦�「バスから―」�⇒遒舛襦�「棚から―」 おどがい 下あご。＝頤。 おどでんな おととい。 おでづ - ぐ 落ち着く。 おばさ ( 敬意を込めて ) おばさん。 おばんなりぁした こんばんは。 おへらが‐す 冷やかす。 おぼやぎ 火葬場の仕事人。 おまぐらえ 大食い。大食漢。 おもしゃえ 面白い。 おもっすま �〇廚い辰�り。�△靴燭燭�に。強く。 おもやみ �，�っくうなこと。�⊃看曄��Ｇ困漾� おもや‐む 心を悩ますこと。 おやぎまぎ 親類。親戚。 おゆ 風呂。 おら 自分を示す一人称。私。▽「おらだ」は、複数を表わす。 おらい �ー�分の家。�⊆�分の家庭。▽「おらえ」とも言う。 おらえ →おらい。 おらだ 自分たち。 おろぬ - ぐ 間引く。 おらほ �ー�分の方。�⊆�分の住んでいる地域。 おんつぁ 伯父。叔父。おじさん。 「か」…が〜がんばご …が � 糞震笋�あったとき語尾を上げて）〜ですか？ �◆丙導稜Г靴燭い箸�は、主に「…だが」と使う。）〜 じゃないのですか？ かーうー 買い物の時のかけ言葉。 かえ かゆい。 かえす 鳥のふん。 かえず �，海譟��△海い帖� かえつっぱり →かえっぱり。 かえっぱり （量が少ないことを前提に）これだけ。これっぽっち。▽「かえつっぱり」とも言う。 かえもづ そばがき。 がぇらご おたまじゃくし。 かえりしぇん 【返り銭】おつり。釣銭。 がえろがえろす - る かき回す。 かぇん これ。 がお‐る � 覆咾腓Δ�などで）元気がなくなる。�◆兵最圓覆匹如砲靴腓鵑椶蠅垢襦� かが 妻。 かくれかぇんこ かくれんぼ。 かける 指名する。 かさびた →かさぴた。 かさぴた かさぶた。▽「かさびた」とも言う。 かしぇ‐る 食べさせる。 がしぇない �仝亀い�ない。�⊆紂垢靴ぁ� …がした …だったのですか。 かじょす 数をかぞえる。 かすこえ 【賢え】�‘�が良い。勉強が出来る。�⇒�口だ。 かすますぇ � 平佑篁劼匹發寮爾如砲笋�ましい。騒々しい。�◆憤娶�されて）わずらわしい。＝かしましい。 かだっぽ 対をなすものの一方。 かだつら そろわないこと。 かだぴた →かだっぽ。 かだわぎ 二つのうちの一方。 かちゃば‐ぐ （爪を立てて）�＾�っ掻く。�△�きむしる。 かつぁ‐ぐ 梳かす。「髪を―」 かっくらがえる ひっくり返る。 かっくらがえす ひっくり返す。 がった 知っていること。「ほだな―」 がったあんつぁ 知ったかぶりの（若い男の）人。 かっちゃい 裏返し。▽「かっちゃえ」とも言う。 かっちゃぇ →かっちゃい。 がな （金額に）見合う分量。「千円―」 がなぐ‐る （暴力的に）奪い取る。 かなさいづづ 【金才槌】かなづち。ハンマー。 かなだらい 洗顔などに使う金属製のたらい。 か - ね 食べない。 かばね 身体。 かぶづ‐ぐ �，�ぶりつく。��噛み付く。 かぶだれ ずぶ濡れになること。 かま‐す �，�き混ぜる。�∩澆�回す。 かまれる �ー屬枕爐�れる。��噛み付かれる。 か‐む 構う。「人さ―な」 からがい 干しエイ。 からかみ 【唐紙】ふすま。 がらがら 急いでいるさま。さっさと。▽「わらわら」と同義語。 からくち （ご飯の）おかずにしないこと。「―でままを食う」 からづき げんこつ。 がらみ 全部。すべて。 かりあげ 【刈り上げ】稲などの収穫が終わること。 かわおび 【革帯】ベルト。バンド。 かわりばんこ 【替わり番こ】かわるがわる。順番に。 かんつけ‐る 言いがかりをつける。 がんばご 棺。柩。 「き」きかね〜きんな きかね �〕弋瓩簗仁瓠�教えを承知しないこと。�△笋鵑舛磴瞥融辧��８亀い�良いこと。 きくらと （足をうまくつけずに）くじいてしまうこと。「足が―なった」 きけね 聞こえない。 きける 聞こえる。 きこんと 豆に。 きさしぇる 服をさ着せる。 きざわし 木についたままで甘くなる柿。甘柿。 きたいに 偶然。 きたいに 偶然。 きだきだ きつく。おもいっきり。ひどく「―叱る」 ぎったんばっこ シーソー。 ぎっつい 窮屈なこと。ゆるくないこと。「靴が―」 ぎっづく きつく。 ぎっつら 目いっぱい。できる限り。「―がんばる」 きどい 山菜などのアクが強いこと。 きどごろね 寝巻きに着替えず寝ること。 きにぁう 【気に合う】気に入る。 きびちょ 急須。 きびちょぐち 横から口を出すことをたしなめるときに使う。「―挟むな」▽突き出した口が急須の口に似て いるところからきたという説がある。 きびわれ 【気味われ】何となく気持ちが悪い。こわいように思う。 きも‐む →きもめる。 きもめ‐る 【気揉める】心配してあれこれ心を使う。気をもむ。▽「きもむ」とも言う。 ぎゃら むくどり。 ぎり �＼�。「―を引く」��区切り。「―から入るな」 きりこみ 【切り込み】ぶつ切りにした魚肉の塩漬け。「イカの―（塩から）」 きろきろする （道路などの）雪が固まって、すべりやすくなっているさま。 きんな 昨日。 「く」く〜くんな く �／�べる。�⊃�事をする。 くい‐する 【悔いする】心に悩む。くるしく思う。＝苦にする。 くいだでらんない 食べきれない。 ぐいら �，阿い辰函�ぐぐっと。��急に。「―むずる」 くかげ‐る 食べ始めて途中でやめる。 ぐずらぐずら はきはき行動せずに時間を費やすさま。のろまなさま。▽「ぐずらもずら」とも言う。 くたらとなる �〔邵擇覆匹里澆困澆困靴気鮗困辰討い襪気沺��⇔呂猟イ蠅鮗困辰討い襪気沺� ぐだれ →ずぐだれ。 くづ �仝�。��靴 くづぎ （ビンなどの）栓。 くづぎぬぎ 栓抜き。 くつ‐ぐ �＼椶垢襦４鵑蠹困Α�「ほだい―な」＝くっつく。��噛み付く。＝食い付く。 くづへら 唇。 くなね 構わない。苦にならない。 くは‐ぐ 咥える。 くぴと 首の上方。 くらすけ‐る （拳で頭を）叩く。 ぐるり 周囲。 くろぽす 【黒星】ホクロ。 くんな 来るな。来てはいけない。 「け」け〜 …げんとも け 食べることを促したり、許可するときに使う。 げしょらげしょら （風邪などで）咳がでるさま。 けずがる いる。「何して―」 けずげだな →こずげだな。 けつかげ - る 腰をおろす。座る。 けっくり しゃっくり。 けっつ 【穴】�／�。�△咾蝓�最後。＝けつ。 げっぺい 最下位。「―賞」 けさぺた - おしりのほっぺた け - ね �〕燭┐覆ぁ��◆弔靴討△欧覆ぁ� ⇔ ける。 けは 食べなさい。食べたらどうですか。「まま―」 …けらっしゃい …ください。「上がって―」 け‐る �〕燭┐襦�「じぇね―（お金を与える）」�◆弔靴討△欧襦�「たがて―（持ってあげる）」 …げんと …だけれども。▽「…げんとも」とも言う。 …げんとも →…げんと。 「こ」…こ〜ごんぼ …こ � 垤轍澆防佞院奸超漫�「十円―」�⊂�さいものを表わす。「やろ―」「いも―」 こぇん これ。 こおりすい 【氷水】かき氷。 こぎ‐る 【小切る】細かく切る。 こげだな →こずげだな。 こ‐ぐ 【扱く・放く】�，靴瓦い徳澆�落とす。「稲を―」 �◆辺�を）放つ。「屁を―」 �８世Α�「嘘を―」▽「こぎ」はそうすることや人を表わす。「稲こぎ」「屁っこぎ」 「嘘こぎ」 �た爾だ磴覆匹鯤發�。 ごくろうぶり 【御苦労ぶり】労苦に対するご褒美。 こさ ここに。 こしぇ‐る 作る。形にする。もうける。「子どもを―」＝こしらえる。 ごしゃ‐ぐ 怒る。 ごしゃっぱらやげる 腹が立つ。 こすかげ 椅子。 こすぐ‐る 力を入れて、何度も擦る。 こず‐ぐ 根こそぎ掘る。 こずげだな （主にさげすんで）こんなの。▽「こげだな」「こずげだな」とも言う。 ごそぱえ （野菜などの筋が残って）固い。 こだえ こんなに。 こだな こんな。 こだっぱえ →こだえ。 こちょば‐す くすぐる。 こちょぴたい →こちょびたい。 こちょびたい くすぐったい。▽「こちょぴたい」とも言う。 こっちゃ こちらへ。 ごっつぉお 豪華な食事。もてなし。「―になる」「―様」 こっつぁら ことさら。 こっぱやぐ 早朝。 このげ 眉毛。 こばがくさい 【小馬鹿くさい】ばからしい。「ばかくさい」よりもその事象をさげすんで言う。 こまや 下屋。 …こめ 〜している間に。「しゃね―」「今の―」 こわい 疲れた。くたびれた。そういう状態のときに、思わず口に出る言葉。「あぁ―」 ▽「恐い」は、「おか ない」という。 こわぱすえ 【強ぱすえ】（炊いたご飯の）歯ごたえがする。水分が少なく硬い。 こんじょまがり 【根性曲がり】ひねくれ。偏屈。へそ曲がり。 …ごんたら …だったら。 こんにっつぁ こんにちは。 …ごんぱ →…ごんたら。 ごんぼ ごぼう。 「さ」…さ〜…さんなね …さ � 弔悄�「ど―（どこへ？）」「病院―行く」�◆弔法屮丱后従茲襦� ざいご 【在郷】田舎。 ざいごしゅ 【在郷衆】田舎者。 さきた さっき。 さぐばみづ 農作業のための道路。 ざざ 魚。 さすかえねぇ �〆垢兄戮┐�ない。��気にする必要がない。 さっくらす‐る �ゝい気�で明るい。�∪�格がさっぱりしている。 ざっこ 【雑魚】フナやドジョウなどの小魚。 ざっこしぇめ 魚釣り。▽網や素手で魚を捕まえること。 ざっこ 魚釣り さっだ された。 ざっぱ �ゝ�のアラ。��大雑把なこと。 ざっぱ汁 魚（主にアラ）をぶつ切りにして、野菜と一緒に煮込む鍋料理。 ざっぷり 容器からあふれるほどなみなみと入っているさま。 さどもづ あんこ餠。 さな - る 大きな声で叫ぶ。 さぶろ スコップ。 さま 障子。 さらさらいぼ 鳥肌。 さらさらする はらはらする。ドキドキする。 ざらぶ 葬式。▽「ざらんぼぇん」とも言う。 ざらんぼぇん →ざらぶ。 され… 言い方を強調する言葉。 されかまね 【され構ね】全然面倒を見ない。 されきかね 【され聞かね】全然言うことをきかない。 されきまま 【され気まま】とてもわがままで勝手なこと。 さん 【桟】鍵。本来は、戸締りのために、戸に抜き差しできるように取り付けた木の栓。 さんおぎ 占い師。 さんかけ‐る 鍵をかけて戸締りをすること。 …さんない � 弔垢襪海箸�できない。�◆弔靴討呂い韻覆ぁ� …さんなね …しなければならない。 「し」しぇかしぇかす‐る〜しんけたがり しぇかしぇかす‐る （喘息などで）息が切れる。 しぇかぱかす‐る せわしなく動き回る。 しぇづ �ゝ╂瓠���動物の繁殖期。 しぇで 連れて。▽「ちぇで」とも言う。 しぇなずり →せなずり。 しぇなが 背中。 じぇね 【銭】お金。 しぇまこい 【狭こい】狭い。 しぇめっこら 鬼ごっこ。 しぇめ‐る （動くものを対象に）�（瓩泙┐襦�「泥棒を―」��獲る。「ざっこを―」 しぇわすない � 覆海匹發燭舛�）落ちつかない。�△擦�せかする気持ちだ。�Ｋ擦靴ぁ�＝せわしない。 しぇわやぎ �〔姪欷�がよい。��何にでも首をつっこみたがる。 しぇんから �〜阿�ら。�∪里�ら。 しぇんしぇ 【先生】 学校の先生など。 しぇんつ 便所。▽「雪隠」が語源という説もある。 しぉあまい 【塩甘い】味付けが薄い。塩気が足りない。 しかが‐る �＾�っかかる。�△舛腓辰�いを出す。 しか‐ぐ 引っ掻く。 しから - びる 干からびる。 しく‐る （目を）閉じる。瞑る。 しげ ひげ しじゃかぶ ひざこぞう。▽「ひざかぶ」と同義語。 ししゃししゃする （汗などで）湿っぽくて冷たい。 しだぎ‐る 引き千切る。 したげ 唾液。つば。 しちゃば‐ぐ 破る。引き裂く。 しにぎ‐る つねる。 しぱだ‐ぐ 平手で叩く。▽強さは、「ぷたぐ」「しぱだぐ」「しぱづげる」の順に強い。 しぱづげ‐る 平手で強く叩く。▽「しぱだぐ」参照。 しぱ‐る 引っ張る。 しぼ ひも。 しゃが 白髪。 じゃがぽこ でこぼこ。 しゃぐす 【杓子】お玉。 しゃずこ 小さじ。スプーン。 しゃっすい 久し振り。▽「ひしゃすい」と同義語。 しゃっぱげる 色があせること。白っぽくなること。 しゃて‐る （邪魔にならないように）退く。立ち去る。 しゃで 【舎弟】弟。弟分。 しゃね 知らない。 しゃねっぷり 知らないふり。 じゃまたげ‐る じゃまする。 じゃらげ‐る �，犬磴譴襦��△佞兇韻襦� しゃれこ 【洒落こ】身なりを着飾っている人。おしゃれな人。 しゃぁますする �〇�て余す。�∈い蟆未討襦� しょ 塩。 しょ‐う �’愽蕕Α�「はけごを―」�⊇ΔΑ�「じぇねを―」 しょうない 仕方がない。 じょさね 容易だ。簡単だ。▽「じょさない」とも言う。 しょっぱずめ �，靴腓辰僂福�最初。��発端。 しょでな �＼痢���以前。▽「しょっでん」と同義語。 じょのぐづ 【序の口】家屋敷の入口。 しょっでん →しょでな。 じょばらっこ �‐�魚。�∋匐，燭繊� じょり 草履。 しょろう 拾う。→しょう。 じょんだ 上手だ。 しょんべ 小便。 しょんもづ 本。書籍。 しらがり 昼あがり。仕事や遊びを終えて家へ帰ること。 しらすび 昼休み。 しんけたがり 【神経たがり】�／牲仄舛平諭��∪鎖隻造鯢造鵑任い訖諭� 「す」…ず〜すんまこ …ず 強調の意をこめた止め言葉。「んだ―」「んね―」 すいがん 西瓜。 すえふろ 【 据風呂】移動式のお風呂。昔は木で出来た移動式の桶風呂だったため。 ずぇらずぇらする じめじめする。 すえ‐る 食べ物が腐って酸っぱくなること。「ごはんが―」 すが （田んぼや水たまり、川などに張る）薄い氷。 すか‐い 【酸かい】酸っぱい。 すかえ‐る 交換する。 すかね �，い笋澄���嫌いだ。 すぎえん 敷居。 ずぐだれ �‖佞閏圈���意気地なし。 すぐれ 竹で編んだカゴ。 すげ すぐ。「いま―」 ずげ 間もなく。 すけっち めんこ。▽「ぱっぱい」とも言う。 すけ‐る 湿る。 すご‐く （わらのいらない部分を）取る。 すこぐ‐る 擦る。▽「こすぐる」と似ているが、若干違う。 すこだま たくさん。どっさり。「―もうげた」「―ごしゃがっだ」＝しこたま。 ずごっと 太くて短い様子。 ずごね‐る 駄々をこねる。言うことを聞かないこと。 すころ‐ぶ 【す転ぶ】激しく転倒する。 ずさま 【爺様】�〜追磧���男の老人のこと。⇔ばさま ずしとも ぜひとも。 すすこすすこ‐する �．后璽后爾垢襦���風邪気味で寒気がする。 すずすり ひじ。 すずらう 口げんか。言い争う。 ずだずだ （雨で）びしょ濡れの状態。「―になる」 ずだま‐る 【ず黙る】押し黙り、一言も発しない様子。 すだらが‐す 水切りをする。 すっぱね （歩いたり走ったりしたときに）飛び散って付く泥。 …すっべ …しよう。 すっぽろげ‐おづる 転げ落ちる。 すと もち米を蒸かすときの打ち水。 すなこい �／�べ物の弾力があって、噛み切れない状態。��粘り強く、あきらめない性格。 すなび‐る �，澆困澆困靴気�失われること。「野菜が―」�⊆磧垢靴気�失われること。「―た、ばさま」＝しなびる すなべ‐る 滑る。 ずな‐る 大声を出す。 すね しない。 すねこぐれ‐る �∞舛魘覆欧襦��◆憤�い意味で）世間ずれする。 すねご 尻の穴。 ずねんと �，犬錣蠅犬錣蠅函��⊆�然と。��だんだんと。 すばだ - ぐ →すぱだぐ。 すぱづげ - る →すぱづげる。 すぴた （野菜などの）切れ端。 すぴたれ 意気地なし。 ずぶくぐり 水中に全身が完全にもぐること。 すぺらっとして �，△辰気蠅靴討い襪海函���知らないふりをする。 すぺたのこぺたの 屁理屈をこねて、ぐだぐだしている様子。 す‐みる 【凍みる】凍りつく。＝凍みる。 す‐もう 液体がにじむ込む。＝染みる。 すらんなね →さんなね。 …するい � 弔垢襪海箸�出来る。�◆弔靴討茲ぁ�⇔…さんない。 …すろ …しなさい。⇔すんな。 すろぽい 白っぽいさま。 ずろい ずるい。 すんずがえ 静かに。 ずんつぁ →ずさま。 すんな するな。してはいけない。⇔すろ。 すんまこ 隅っこ。 「せ」せなずり せなずり 下水。どぶ。「―水」 「そ」そがき〜そんば そがき 雪囲い。 ぞくぞく 大雪が降る様子。 そくっと �，修里泙沺�「―とりだす。」�∩管堯�まるまる。「―もらう」 ぞさいまま 雑炊。 そ‐ずる 傷む。＝損じる。 そ‐だす 傷つける。壊す。 そっくらかえ‐る 反り返る。 そっぺ 製材の余りで出る板切れ。 そばえ‐る 甘える。（子どもが）びったりと寄り添って離れたがらない様子。 そびづ‐ぐ ぴったりとしていること。お似合いであること。 そらうで 【空腕】使いすぎで腕に力の入らない状態。腱鞘炎。 そんどぎ その時。 そんば 側。近く。 「た」…だ〜だんぺ …だ …達。「子ども―」 …だが →…が たが‐ぐ 持つ。 たがじょ 地下足袋。 たがづ‐く しがみつく。▽「たぐづぐ」とも言う。 たぐづ‐ぐ →たがづぐ。 だごまる （屏風畳みになった状態で）まとまってしまった状態。「長靴の中で靴下が―」 たごむ �「�風畳みにまとめる。��引っ張ってひとまとめにする。 …だずね …ですね。 たず‐ぐ つかまる。 たっがい �々發気�高い。��値段が高い。 …だっす 主に名詞のあとにつけて丁寧な言い方にする語。「…だっす（…です）」「…だなっす（…ですね）」 「…だがっす（…ですか）」「…だべねっす（…でしょうね）」「…だんねがっす（…じゃないでしょうか）」 だっぷり →ざっぷり。 だづん 駄賃。 た‐でる 【閉てる】（戸を）閉める。 たね‐る 探す。 …だべ …でしょう。 …だべが …でしょうか？ だまが‐す 騙す。欺く。 たまな 【玉菜】キャベツ。 だら �“遏��◆屮魯鵐�チ落とし」の別名。 だらおけ �“醂舛砲垢詈鞠△魃燭峅魁Ｈ遒燭粥���肥溜め。 たらづ‐く （地面や床に）届く。▽「垂れ着く」が語源という説もある。 たらばす 【桟俵】米俵の上下にある、丸いわら製のふた。 たんぐつ 【短靴】長靴を切ったようなゴム製の靴。⇔長靴 だんぺ 女性器の呼び名。（地域によっては男性器をさすところもある） 「ち」ちぇちゃこい〜ちょんちょこ ちぇちゃこい →ちちゃこい。 ちぇっと ちょっと。 ちぇで →しぇで。 ちゃかちゃか ちょろちょろする。落ち着きが無い様。 ちちゃこい 小さい。▽「ちぇちゃこい」「ちゃっこい」とも言う。 ちゃっこい →ちちゃこい。 ちゃっちゃど さっさと。 ちゃっぷ つば付きの帽子。＝「キャップ」からきたという説がある。 ちゃば‐ぐ →しちゃばぐ。 ちゃらかげ せとものの壊れたもの。 ちゃんこぐ 肩車。 ちゅーなご お手玉。 ちょうま �…海箍襪覆鼻��▲螢椒鵝屐酬襪咫� ちょぐちょぐ ちょいちょい。 ちょ‐す �，い犬襦��⊃┐襦� ちょど‐す �，�となしくしている。�△犬辰箸靴討い襦� ちょぺっと �，舛腓辰函��△瓦�少量。 ちょーめん 【帳面】ノート。 ちょんちょこ 男の子の性器。⇔ぺちょこ 「つ」つ〜つれんぽ つ 血。 つか‐す �ヽ聞イ鬚弔韻襦���気取る。 つかすえ 親しい。 つぎ 布。布切れ。 つぎつく 寄り添う。 つくばる はうようにうずくまる。 つけっとして �（慎い如���気にかけないで。 つける 荷物を載せる。積む。 つこぐ‐る もぐりこむ。 …っす 主に動詞のあとにつけて丁寧な言い方にする語。▽「だっす」参照。 つたい 冷たい。 つづ 土。 つづのま 地面。 つ‐だす 突き出す。差し出す。 つたぱた →つたらぱたら。 つたらぱたら 忙しく動き回る様子。 つつ �‘�。おっぱい。��乳房。 つっかげ サンダル。 つごげあう 当てが外れて損をすること。 つつこま‐る 縮こまる。 つったい 非常に冷たい。 つっぱえ‐る 川や溝に突っ込む。 つづぼ 藁を叩く木槌。 つとこ わらの包み。＝わらづと。 つびりこびり 少しずつ。 つぶ タニシ。 つぼ 庭 つよ つゆ。汁。「おづげの―」 つるり 全部残らず。 つれんぽ 杖。 「て」て〜でんびて 支柱。 で �｜磴隆屐糞鏨屐砲亮，隆屐��∧�間。 でがさね きまりが悪い。さまにならない。 でが‐す 出来上がらせる。仕上げる。 てしかえ‐る 手をつなぐ。 てしょ 小皿。▽「お手塩皿」からきた。 てしょずらしい 手出しが早くてうるさい。手が早いことを戒める言葉。 でだ‐す 出発する。 でだ‐つ 身支度を整える。 でっつら どっさり。 てっぱ ぱっぱい（メンコ）のときの禁じ手。 てっぱず‐れる （思いもかけず）手が滑ってしまうこと。 てっぽーわだいれ 筒袖の綿入り着物。 てのごい 手拭い。 ではり 地区の入口。村はずれ。 てぼこ 手先が不器用なこと。 てんこもり 山盛り。 でんび 額。 「と」どいず〜どんどんやき どいず �，匹譟�「―だ？」�△世譟�「―がしたんだ？」 とがい 遠い。 ときたま 時々。たまに。 ときび 【唐黍】とうもろこし。 どさ �，匹海法�「―あんな（どこにあるの）」�△匹海悄�「―んぐなや（どこに行くのですか。）」 どさが どこかに。「―いぐべ。」 どしぇこしぇ どんなことをしたところで。いずれにしても。「―行くなら早い方がよい。」 としょり 年寄り。 どだい どんなに。 どだな どんな。 とっかえ とっくに。 どっかどする ほっとした。 どっさ （言葉のつなぎに使って）どうれ。そうしたら。 どっちゃ どっちに。 どっぺんがえす 何度も繰り返す。 ととこ にわとり。 とのぐち 玄関。 どふら 雪で作った落とし穴。 どんき （産卵期の）大きいドジョウ。 どんきつ きざみたばこ入れ。 どんこしぇ 自噴式の井戸。 どんじょ ドジョウ。 どんづき 地固めに使う道具。 とんとむかし 昔話。 どんどやき 書初めなどを持ち寄って焼く正月の行事。お柴灯。 どんどんやき 【どんどん焼き】割り箸に巻いたお好み焼き。 「な」なえだ〜なんた なえだ 何だ。 なえだかえだて 何だかんだと言っても なえったて どうしても。何としても。 なおらい 【直会】 役割や仕事が終了したときの慰労会。 なかにく （牛や豚の）内臓。煮込みの材料。 ながひょろい ほそくて長い事。 ながちょうば 仕事の合間の慰労会。 なぎた‐づ きれいに拭けずに（汚れや水分で）跡が残る。 な‐げる 【投げる】捨てる。 なご イナゴ。 なして なぜ。どうして。何で。 なじょ‐する なぜ、どのように。「―したらいいべか。」 な‐す � 兵擽發髻吠嶌僂垢襦Ｊ杤�する。�◆兵擇蠅髻吠屬后���（子どもを）産む。 なだ 涙。「―こぼれる。」 なだかだない なたぎり みごで編んで後方に日よけのあるかぶりもの。 なだまき 米の粉を練って笹でくるんだ食べ物。 なにがかしゃが 何かかにか。 なれ なあ。ねえ。あのね。 なれこ 習慣。慣れていること。 なんず 何時。 なんた 【何た】�，い�が。「―具合ですか。」�△匹鵑福�「―名前ですか。」 「に」にだづゆ〜にな にだづゆ 沸騰したお湯。 にな 荷づくりに用いる縄。 「ぬ」ぬすぐらい〜ぬるこい ぬすぐらい 人目を盗んで食べること。 ぬすぐれ 人のものを盗むこと。盗人。 ぬだ 枝豆を擂りつぶしたもの。「―もづ」 ぬだぐ‐る 塗りたくる。 ぬだば‐る 這う。▽「のだばる」とも言う。 ぬ‐る 乗る。 ぬるこい 【温い】ぬるい。 「ね」…ね〜ねんねこ …ね � 弔任覆ぁ�「ん―」�◆弔靴覆ぁ�「食（か）―」 ねえ 無い。 ねぎっぱな 青い鼻水。あおっぱな。 ねぎほり 作溝。 ねこばる いきむ。 ねご �’�。�∧舛鮖�って押す、土砂運びの一輪車。「ねこぐるま」の略。 ね - しぇる 寝かせる。 ねずぐれ‐る �’韻原覆�る。�△劼佑�れる。 ねだ ‐つ 煮立つ。 ねつこい しつこい。 ねっくす �〆�元。付け根。��端。 ねつくつ ぐずぐず。 ねっこば ‐る 力む。 ねっづい �’�心な。��粘り強い。�Ｂ崚戮�しつこい。 ねっづぐ �｜�寧に。��一生懸命に。 ねばす 真綿。 ねほろ‐げる 寝そびれる。 ねむかげ 居眠り。 ね‐る 煮える。 ねわしぇ‐る 寝過ごす。 ねんねこ 子どもを背負うときに着る綿入れの半てん。ねんねこ半てん。 「の」のきぱ〜のめぐ‐る のきぱ のき下。 のご‐う 拭う。 のごずり のこぎり。 のしぇる のせる。 のだば‐る →ぬだばる。 のめぐ‐る つんのめる。 「は」…ば〜ばんまえ …ば …を。「手―上げる。」 はえず それ。 はえざ ハヤ。 はえじょ 【蝿除】網で四方を囲った食べ物入れ。 はえっとか それしか。 はえっぱり それだけしか。 はえも 里芋。 はぇん それ。 はがい‐ぐ はかどる。 はぎ‐る 仲間はずれにする。 …ぱぐ‐る 仕損ずる。「食いっ―」 はげご 主に収穫した農産物や山菜を入れるかご。 はごえ （人をさして）�〜�たらしい。�∋�がゆい。 ばさま �〜鎚譟��⊇�の老人のこと。⇔ずさま はすっこら 【走っこら】かけっこ。徒競走。 はしゃが‐す 乾かす。 …ぱず 切れ端。「紙―」「ぼっき―」 はずっぽれ はだ‐ぐ ごみや汚れを払いのける。 はだ‐づ �〇呂瓩襦��∈導�する。 はちゃが‐す はしゃがせる。 パック 留め金の付いた財布。 …ばっかす …ばかり。 ばっこ うんこ。 ばったか‐ける 足を掛けて、転ばすこと。 ばっつ 末っ子。 ぱっぱい メンコ。▽「すけっち」とも言う。 はつらっと ご飯がふっくらと炊けた状態。 はなっぱす �”｜譟��¬椶料亜Ｄ樵亜� はねしゃが‐る 跳ね上がる。 ばば →ばっこ。 はばげ‐る �，△佞譴襦��∋�て余す。�Ｅ任�。 はめ‐る 仲間に入れる。 ばやが‐す 化かす。たぶらかす。 はや‐す 切り分ける。 ばよ‐う 奪い合う。 ばよつらい 奪い合い。 はらくつい 【腹くつい】お腹が一杯な状態。 はらだくさえ �，Δ十�い。�△靴辰�りとこない。 …ばり � 弔世院�「おまえだ―で」�◆弔靴燭个�り。「食った―だ」 ばんかた 【晩方】日暮れの頃。夕方。 ばんきり しょっちゅう。年中。 はんくた 半端物。 ばんげ 今晩。 はんごろし ぼたもち。 はんず 端。 ばんちゃ →ばさま。 はんつけ 仲間はずれ。 ばんぼこり 土煙。砂ぼこり。 ばんまえ �（�け前。�⊇臠屐� 「ひ」びぐ〜びんど-る びぐ →すぐれ。 ひざかぶ →しじゃかぶ。 ひしゃすい →しゃっすい。 びじゃら 水たまり。 びだぐそ 柔らかいウンチ。 びだまげ 大敗。惨敗。 びだれ だらしない。不潔な。 びっき （小さな）カエル。大きいものは「ガマ」と言う。▽「べっき」とも言う。 ひとがだけ 一食分。 びどさがり だらしなく、みっともないこと。またその人。 ひにぎ‐る →しにぎる。 ひまだれ 時間を無為に過ごすこと。無駄な時間を過ごすこと。 …びら …ども。「餓鬼―」▽「…べら」とは、対象に応じて使い分ける。 びる 蛭。 ひるまから 午後から。 びんこ もみあげ。 びんど‐る 反り返る。 「ふ」ふがしゃる〜ぶんぬぐど ふがしゃる 寝る。 ぶく‐す 壊す。▽「ぶじゅぐす」と同義語。 ふぐすい 裕福な。 ぶく‐れる 壊れる。 ふけさめ 好・不調の波。 ふご 竹や藁などで編んで作った容器。 ふごぐ‐る （布団などを）足でけり込む。 ぶじゅぐ‐す →ぶくす。 ぶしょぶろ 箱型の長火鉢。 ぶじょほう 【無調法・不調法】行き届いた態度でないこと。「ほだな―な」 ぶすいろ 寒さで紫色になった唇の色。 ぶすぐれ ひどく不機嫌でふてくされること。 ふすべ‐る 熱湯をかけて辛くする。 ふた‐ぐ �（いΑ�「耳を―」��蓋をする。「なべを―」 ぷた‐ぐ 平手で軽く叩く。▽「しぱだぐ」参照。 ふたぐ‐る 着物の裾をまくり上げる。 ふたぶ ほっぺた。 ふだふだ ふんだんにある様子。 ふちゃば‐ぐ 力を入れて破る。 ふちゅぶ‐す 押さえつけて壊す。踏み潰す。 ふつ‐ぐ くっ付く。 ふづり �￣錙���端っこ。�Ｊ佞蝓� ぶなぐ‐る 強く殴る。 ぶんど 葡萄。 ぶんぬぐど うなじ。 「へ」…べが〜へんかい …べが …でしょうか。「んだ―（そうでしょうか。）」 へが‐す はがす。 べっき かえる。 へくさ 田んぼに生える雑草。 へこたび 凹み。 べご 牛。 ぺそっと 平気な様子。 へそび 鍋の底についたすす。 べっかい 再度。もう一度。 へっげな →へづげだな へづげだな （主にさげすんで）そんなの。▽「へっげな」とも言う。 べっき →びっき ぺったらこい 平たい。 べっちょ →ペちょこ。 ぺっちょ →ペちょこ。 ぺちょこ 女性の性器。▽「ぺっちょ」・「べっちょ」とも言う。 へなこ 女の子。 …べは …しましょうよ。「あ―（行きましょうよ。）」 へら しゃもじ。 へらう‐る おしゃべりする。 へらから へらへら。 へらこ おしゃべりな女の子。 …べら …ども。「やろ―」 へれこ ポケット。 へ‐れる 入れる。 べろ 舌。 へんかい 言い訳や弁明をすること。 「ほ」ほいじょ〜ほんて ほいじょ 包丁。 ほいづ それ。 ほいど →ほえど。 ぼ‐う �…匹Α���追い払う。 ほうらいき じゃんけんぽん。 ほえつっぱり そればっかり。 ほえど 乞食。▽「ほいど」とも言う。 ほえほえ �．�ミガミ。「―ゆうな」��口やかましいこと。 ぼえら 急に。突然。 ほーがっす そうですか。「あぁ、―」 ほぎだ‐す 吐き出す。 ほぎ‐る （草などが）萌え立つ。 ほげ そこに。 ほご そこ。「―さ（そこに）」 ほご - す バラバラに解体する。 ほご‐る 子どもたちが騒ぐ。 ほさ そこに。 ぼさま （盲目の）あんま師。 ほしたら そしたら。 ほだい そんなに。 ぼだぐ‐る �…匹なГΑ���奪い取る。 ほだごど そんなこと。▽「ほだなごど」とも言う。 ぼだ‐す 追い出す。 ほだな そんな。 ほだなごど →ほだごど。 ぼだもづ 牡丹餅。 ほだんで それほどでも。 ぼっき �）澄��∨誓擇譟�▽「ぼっきぱず」とも言う。 ぼっこ 先が丸い状態。 ほっちゃ そちらへ。 ほのよな そんな。そのような。 ほろが‐す 落とす。 ほろ‐げる 落ちる。 ほろ‐ぐ 払い落とす。 ほんこ 真剣勝負。 ぼんだら �，弔蕕蕁��∨瀬瀬蕁� ほんまづ 自分が自由になるお金。 ほんて 本当に。 「ま」まえずぶり〜まろ‐べる まえずぶり つむじ。 まぐら‐う 食べる。 まぐり 薄べり。 ましぇこ おませな女の子。 ましぇぼ 社会の窓。▽「おませなボタン」から来たという説がある。 ま‐じぇる �〆�ぜる。��仲間に入れる。 ま‐じゃる �〆�ざる。��仲間に入る。 まつぽい 太陽の光が直接目に入って、目を細めたくなる状態。まぶしい。▽「まつぽすえ」とも言う。 まつぽすぇ →まつぽい。 まなぐ 目。 まま �／�事。�△竿咫� ままずまい 食事の仕度。 ままな‐く どもる。 まめのこ 【豆の粉】きな粉。 まよ‐う 弁償する。償う。 まる‐ぐ 束ねる。 まろ‐べる 丸める。 「み」みごす〜みながな みごす 米のとぎ汁。 みしょから （茎も含む）。豆ガラ。 みだぐない �，澆辰箸發覆ぁ８�苦しい。�⊇垢ぁ� みづぐり 三つ編み。 みっつら 充実しているさま。みっちり。 みながな ありったけ全部。 「む」むがさり〜むんつたがり むがさり 【向去り】�〆�礼。��花嫁。 むがつら 顔。 むぐ‐す 漏らす。「しょんべ―た」 むさい はかどらない。 むしょ むしろ。 むしょ‐げる �》朮修垢襦��◆頁�頃になって）色気を出す。 むずりかど 曲がり角。 むず‐る 曲がる。「角を―」 むつけ‐る へそを曲げる。 むつこい かわいそう。▽「むつこすい」とも言う。 むつこすい →むつこい。 むんずり 綿入れジュバン。 むんつたがり へそ曲がりな人。気難しい人。 「め」めおど‐す〜めんごげ めおど‐す �仝�落とす。�∋爐漫� めくさい みっともない。 めけのごし 見落とし。 めける 見つける。 めごごい かわいい。いとおしい。 めしぇ 店。 めしぇずらが‐す 見せびらかす . め‐しぇる 見せる。 めちゃこい とても小さい。▽「ちちゃこい」よりさらに小さい。 めっこ 目が見えないこと。 めっこまま 芯が残っているご飯。 めね �仝�えない。��見失う。 めめず みみず。 めめずく みみずく。 め‐る 見える。 めろっと あたり一面に。すべて。 めんごい →めごごい めんごげ きれいに全部。 「も」もうろぐたが‐る〜もんだら もうろぐたが‐る ボケる。▽「おっぽろげる」と同義語。 もかえ‐る 倒れる。 もぐだ �．乾漾���具。 もぞかだ‐る 訳のわからないことを言う。 もづ お餅。 もづつかみ じゃんけんの反則。手を出してからグー・チョキ・パーを変えること。 もの （家畜などの）エサ。 ものごい 食べ物の水分が少なくてもごもごすること。 もまえす‐る 考えがまとまらずに迷うこと。 もめど 木綿糸。 もんだら わらや縄で作ったタワシ。 「や」やおす〜やんばい やおす （家ごとに）順送りに。順番に。 やが‐む 妬む。 やぎみす おにぎり。▽特に焼きおにぎりだけをさすものではない。 やぎづけ おこげ。 やくさら �，錣兇錣供��△錣兇函８琉佞法� やぐど �，錣兇函���仮に。 やぐどんこ →やぐどほんこ。 やぐどほんこ �／新�勝負でないこと。�▲謄好函▲螢蓮璽汽襦� やぐやぐ わざわざ。 やげぱづ 火傷。 やじゃがね 役に立たない。「―奴だ。」 やせはったぎ ガリガリにやせていること。 やちゃない �〕雹┐澄��∋�然としている様。 やっこい 柔らかい。 やなさって 三日後。 やばつい 水に濡れたときに、思わず口に出る言葉。濡れて気持ちが悪い。「藪露（やぶつゆ）」が語源で あるという説がある。 や‐れる 言われる。 やろこ 男の子。 やんだ 嫌だ。 やんない 言えない。 やんなね 言わなければならない。 やんばい �，舛腓Δ瀕匹ぞ�態。��適当に。�Ａ蠹�に。 「ゆ」ゆ〜ゆべな ゆ 【湯】 風呂。温泉。 ゆ‐う 言う。 ゆつけ‐る 結びつける。 ゆどり バスタオル。 ゆるこい 緩い。 ゆべな 昨夜。 「よ」よい〜よわかす よい 契約。 よあがり 仕事を終えて家に帰ること。 ようやっと ようやく。 よげらが‐す どかす。 よごぴた 横。 よしぇたい 弱々しい。 よ‐す なぐる。たたく。 よっぐど 念を入れて十分に。 よ‐ばる 呼ぶ。 よびながし 【呼び流し】 呼び捨てにする。 よわかす �ー綯遏��⇔呂里覆い海函� 「ら」らいさま〜…らんなね らいさま 【雷様】かみなり。 らんば 火葬場。 …らんなね …しなければならない。 「り」りょうらい りょうらい �ゞν�すること。��二人一緒に。 「ろ」ろぐだな〜ろくだま ろぐだな ろくな。「―ことをしない。」 ろくだま （あとに打消しを伴って）ろくすっぽ。満足に。 「わ」わがる〜わらわら わがる 理解する。納得する。 わぐりんと 湾曲するように。 わぎ 脇。横側。 わしぇ 早生。早熟。ませていること。⇔おくて わしぇ‐る 忘れる。 わだいれもち アンコを入れた丸めもち。 わに‐る �／邑�知りする。�△呂砲�む。 わらにょう 藁堆。わらを重ねて保存しておくところ。 われ �＾�い。�△△覆拭� われげんと 恐縮ですが。恐れ入りますが。 わらわら 急いでいるさま。さっさと。▽「がらがら」と同義語。」 「ん」んぐ〜んもすま んぐ 行く。 んぐさきた →いぐさきた。 んだ そうだ。 んだて だって。そうは言っても。▽「んだたて」とも言う。 んだら それでは。そうしたら。 んつころ たくさん。 んつこら →んつころ。 んね そうでない。 んば →うば。 ん‐ぶ おんぶする。 んぼこ 赤ちゃん。生まれたばかりの子ども。 んまい おいしい。 んまぐ 上手に。 んますこす もう少し。 んまと もっと。 んまひとづ もう一個。 んむれる →うむれる んめる 埋める。お湯に水を足してぬるくする。 んもすま いきなり。思いきり。 |